HSS型HSPの私が誰にも縛られずに自由に好きなように書き、本来の自分を取り戻すブログ

私の中のHSPの子が、自由に好きなように書いていきます

去年の今頃は!

こんばんは、なおです!
 
 
今日は去年の今頃介護やってた時の
あるエピソードを思い出してました。
 
 
あれは丁度去年の今頃。
 
 
私のユニットに
ある利用者さんがいました。
 
 
その利用者さんは
頭はしっかりしていて
携帯も持ち歩いている方で
足が少し不自由なので
基本的には車椅子使ってます。
 
 
トイレにも
基本的には1人でなんとか行ける人で
介助的にはあまり手がかからない人です。
 
 
去年の確か6月くらいに
このユニットに来ました。
 
 
過去に転倒骨折して入院して
家族が在宅では心配との事で
はじめは同じ法人の別の施設にいました。
 
 
その別な施設で
あまり良くして貰えなかったみたいで
嫌になって退去し
その後こちらに来ました。
 
 
その施設では
職員によく
「さっきトイレ行った
     ばかりじゃないですか?」
と言われたり
 
 
他の利用者さんの対応が結構酷いみたいで
そういうのを目の辺りにして
夜も眠れなかったと仰ってました。
 
 
そんな経緯があって
私のユニットに来ました。
 
 
ただ私のユニットの利用者さんは
認知庄の人なんかが多くて
この利用者さんが
お話し出来る相手がいないんですよね。
 
 
またコロナ禍で
家族面会も基本的には禁止で
外出も禁止。
 
 
やる事もなく
ただ部屋にいるだけの状態。
 
 
まぁ、あの状態で普通の人がいたら
自由が全くないので嫌になりますよね。
 
 
それでやはり時が経つにつれて
「家に帰りたい」
と言い出したわけです。
 
 
頭はクリアで携帯持っているので
唯一の楽しみは携帯で
誰かとお話しする事くらい。
 
 
前の施設に関しては
「あそこは最悪」
と言ってましたが
 
私達の対応のお陰か
私達に対してはそんなに悪い印象では
なかったです。
 
 
 
それで家族と話し合って
結果家に帰ることになりました。
 
 
はじめは10月半ばとの話しでしたが
結局伸びて11月半ばに。
 
 
 
 
やはり帰る日が近くなってきて
 
「あなた達は良くしてくれたから
     帰るのが少し寂しくなる」
 
「でもやっぱり私は自由が欲しかった」
 
と言ってました。
 
 
 
 
私は時折
この利用者のお話しを聞いてあげて
 
「私にはどうすることも出来ないけども
     帰れるのなら帰った方がいい」
 
こんな風に返答してあげてました。
 
 
 
いつもこの利用者さんは
私達の事を気遣って
施設内の売店
パンやお菓子などを買ってきて
私達に「これ、食べて」と言って
くれてました。
 
 
なのでこの利用者さんと
私達の仲は比較的良かったです。
 
 
 
帰る日の3日程前に
私はこの利用者さんにお礼の気持ちとして
「扇子」と「お守り」と「キャラメル」を
誰もいない所で
こっそりプレゼントしました。
 
 
誰かに見られると
食べ物を与えるのは
ダメと言われる事になるし
あまり大きな物だと
明らかにあげた事がバレるので
バックの中に入るサイズで
目立たないような物をセレクトしました。
 
 
 
その時に利用者さんからは
「こんなの貰ったの初めて!」
「ありがとう!」
と言って貰って。
 
 
喜んで貰えて良かったと思いました!
 
 
またその時に
「住所と電話番号教えて」
との事でお伝えしました。
 
 
 
帰る日は私がその日勤務の時で
介護タクシーに乗って出ていく姿を
ユニットのベランダから見送ってました。
 
 
その数日後に
その方の家族を通じて
私の所に長崎の肉まんが
贈られて来ました。
 
 
家族には
ショートメールで
感謝の気持ちを伝えさせて頂きました。
 
 
そんな出来事が丁度去年の今頃です。
 
 
 
それを今日思い出してました。
 
 
何が言いたいのかというと
この利用者さんも
施設という不自由な檻に居たくなくて
外という自由な世界に戻りたい
そんな風に思ってて。
 
 
だから私も時折お話し聞いてあげて
そこには凄く共感してて。
 
 
でも決定権は私は持ってないので
聞いてあげる事以外は何も出来ない。
 
 
 
私も不自由なのは凄く嫌で
自分で選んで決めて行動した事については
例えダメだったとしても
悔いは残りにくいし。
 
 
誰がに勝手に決められたり
制限させられたりするのは
やっぱり嫌!
 
 
そんな私の気持ちと
この利用者さんの気持ちとが
共鳴しているのかなぁって。
 
 
 
やっぱり私は
自由に空を飛び回っていたい。
 
 
 
他から見たら
大した事ない事であっても
自由に飛び回って
その瞬間を味わっていたいだけ。
 
 
 
介護施設って結局は
「利用者の為に」と言っておかながら
人や物などのリソース含めて制限だらけで
利用者はただ
「起きて食べて寝て」
の繰り返しの生活。
 
 
刑務所や動物園と同じような環境。
 
 
そんな中で人生最後を過ごす。
 
 
 
それを見ていると
「こんなのでいいのかなぁ?」
って思ってしまう。
 
 
でも多分この状況を
引き起こしているのは
利用者個人個人の引き寄せなんだと
思っている。
 
 
何処かでそういう周波数を発しているから
そういう現実が訪れるのであってね。
 
 
でも
この利用者さんは家に帰れてよかったです。
 
 
それもこの利用者さんが願ったので
引き寄せが出来た結果なのですから。
 
 
 
あなたも必ず願っていることが
引き寄せられて叶います!
 
 
波動を高く
強く持ってください!